三洋電機は5月26日、ドイツ銀行を中心とするコンソーシアムが建設予定の大規模太陽光発電所プロジェクトに三洋独自の「HIT太陽電池」が採用されたと発表した。同プロジェクトは長期の投資効果を重視しており、三洋は「HIT太陽電池の設置面積当たりの発電量の多さと品質の高さが決め手となった」としている。
\同発電所はイタリア南東部のブリンディジ県に建設される。完成は9月の予定。発電規模は7.567メガワット(MW)で、 出力235ワットのHITパネル3万2,202枚が設置される。
\HIT太陽電池は設置面積当たりの発電量が多いため、家庭用から小・中規模システムを中心に高い競争力を持つ。今回の採用は大規模システムでもHIT太陽電池の適性が評価されたもので、三洋の事業拡大に期待を寄せている。
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