ドイツ2位の航空会社Air Berlin(ベルリン)は7月27日、航空連合ワンワールド・アライアンスに加盟することで合意したと発表した。コードシェア便やマイレージサービスの相互乗り入れを通して旅客の利便性を高め集客力を増強する狙い。2012年に正式加盟する見通しだ。ワンワールドは中欧でのプレゼンスを強化する。
\Air Berlinは年内にもワンワールド加盟のAmerican、Finnairとコードシェア便の運航を開始する。Americanとは米国向けの15路線などを対象に11月から実施。Finnairともアジア向け路線を共同運行する。
\Air Berlinはベルリンなどドイツの主要都市を拠点とする航空会社で、欧州域内を中心として40カ国・160地点に就航。ドイツ最大のフランクフルト空港からは国内のベルリン、ハンブルグ、オーストリアのウィーン、スペインのマリョルカやイタリアのナポリ、セルビアのプリシュティナなどに就航している。ワンワールドには日本航空も加盟しているため、日本からの旅客の利便性も高まる。
\