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2011/2/9

経済産業情報

4人に1人はがんで死亡

この記事の要約

ドイツ連邦統計局によると、2009年にがんで死亡した人は21万6,128人となり、死因の4分の1を占めた。がんの死因で最も多いのは肺がん・気管支がんで、4万2,221件に上る。男性のがん死亡患者は11万6,711人、女性 […]

ドイツ連邦統計局によると、2009年にがんで死亡した人は21万6,128人となり、死因の4分の1を占めた。がんの死因で最も多いのは肺がん・気管支がんで、4万2,221件に上る。男性のがん死亡患者は11万6,711人、女性は同9万9,417人。

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がんの死因を性別でみると、男性は肺がん・気管支がんが2万9,133件(全体の7.2%)で最も多く、これに前立腺がん(1万2,217件、3.0%)が続いた。女性は1位が乳がん(1万7,066件、3.8%)、2位が肺がん・気管支がん(1万3,088件、2.9%)。

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年齢別では65歳未満ががん死亡者の4分の1を占めた。また、45~65歳では死因の41%をがんが占めた。がん患者の死亡年齢は平均73.6歳で、死者全体に比べ6.7歳若い。

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一方、2009年にがん治療を受けて退院した患者は149万6,089人に上った。男性が81万3,728人、女性が68万2,361人。全体の39.3%を25~65歳が占めた。

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