独自動車大手のVolkswagen(VW、ヴォルフスブルク)は12日、カーシェアリング市場に参入すると発表した。今秋からハノーバー市で開始。すでに同サービスを実施しているDimlerやBMWを追撃する。
\同サービスはハノーバー市との提携で実施。まずは低燃費エンジン「ブルーモーション」搭載の小型車「ゴルフ」を200台投入し、順次「キャディ」や「ビートル」の最新モデルを追加していく。サービス拠点はハノーバー市内の50カ所設置し、中期的に100カ所へと拡大していく。料金体系は未定。
\利用者は登録手続きを行ったうえで、オンライン、スマートフォンの専用アプリケーション、コールセンターを介して使用時間の5分前までに予約する。登録時に受け取るチップを車両ドアの読み取り装置にかざすとロックが解除され、乗車できる。
\Daimlerはレンタカー大手のEuropcarと提携してハンブルクでカーシェアリングサービス「Car2Go」を実施、BMWもSixtと共同でベルリンで同様のサービスを展開している。カーシェアリングは今後のモビリティーコンセプトの一環として重要性を増していきそうだ。
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