Deutsche Post傘下の物流大手DHL(物流)は5月31日、香港~シンシナティ(米国)間でエクスプレス便、シンシナティ~バーレーン間で直行便をそれぞれ運行すると発表した。中国・中東と北便の通商拡大に対応する狙いで、上海には1億7,500万を投資し、2012年からハブ空港とする予定だ。全従業員を対象とした短期研修も今年10月まで実施しサービスの質の向上も図る。
\同社のケン・アレン最高経営責任者(CEO)はこれらの措置により「顧客企業は主要産業地域へのアクセスや、(国外での)製品販売が容易になる」と発言。物流大手としての同社の競争力は一段と高まるとの認識を示した。
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