財界系のドイツ経済研究所(IW)が9日発表した特許出願に関する最新報告書によると、ドイツ人(企業)が2008年に外国で出願した特許件数は13万6,175件に上り、過去13年で2倍に拡大した。件数が最も増えた出願先は中国で、1995年の875件から08年には8,686件と、ほぼ9倍に増加している(表参照)。特許出願全体に占める外国出願の割合は64%(07年)で、95年の45%から19ポイント増加した。
\09年の出願先国を国・地域別でみると、最も多かったのは米国で2万5,163件。次いで欧州特許庁2万5,112件、中国(8,686件[08年])、日本(6,602件)、韓国(3,002件)となっている。
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