建設大手の独Bilfinger Berger(マンハイム)は17日、米子会社Fru-Conを英国の同業Balfour Beattyに売却したと発表した。景気変動の影響が大きい建設事業を縮小し、利幅の大きいサービス事業を強化する戦略の一環。今回の取引により米国の建設事業からの撤退が完了した。
\Fru-Conは浄化設備の建設に特化した企業で、年商は約5,000万ユーロと小さい。Balfour Beattyへの売却金額は公表していない。
\Bilfingerは建設事業の縮小に数年前から取り組んでおり、今年3月にはオーストラリア子会社Valemusを売却した。現在はナイジェリア事業の放出を検討している。
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