欧州経済の中心地ドイツに特化した
最新の経済・産業ニュース・企業情報をお届け!

2011/6/29

経済産業情報

ロールスロイスが賠償金、A380のエンジン事故で

この記事の要約

豪カンタス航空は22日、同社が運航するエアバスの超大型機「A380」で昨年エンジン発火事故が起きた問題で、エンジン製造元の英ロールスロイスと和解が成立したと発表した。賠償金9,500万豪ドル(7,000万ユーロ)を受け取 […]

豪カンタス航空は22日、同社が運航するエアバスの超大型機「A380」で昨年エンジン発火事故が起きた問題で、エンジン製造元の英ロールスロイスと和解が成立したと発表した。賠償金9,500万豪ドル(7,000万ユーロ)を受け取る。

\

A380の事故は昨年11月、カンタス航空が運航するシンガポール~シドニー便で発生。同社はこの結果、保有する全A380機で1週間の運行停止を余儀なくされたほか、企業イメージにも傷がついた。その後の調べでロールスロイス製エンジンのタービン用特殊部品が事故を引き起こしたことが判明したため、損害賠償を請求し交渉を続けてきた。

\