太陽電池モジュールメーカーの独aleo solar（プレンツラウ）が9日発表した2011年上半期（1-6月）決算の営業利益（EBITベース）は前年同期の2,930万ユーロから340万ユーロへと大幅に減少した。世界的な過剰生産能力を背景に太陽電池モジュール価格が下落、利益が圧迫された。売上高も16.2％減の2億3,200万ユーロと大きく落ち込んでおり、同社は今年通期の売上高予測を従来の5億6,000万ユーロから5億1,500万ユーロへと下方修正した。
\上半期の国外売上高比率は前年同期の17.8％から49.9％へと大幅に拡大した。親会社である自動車部品大手Boschの知名度や販売網を活用、債務危機に揺れる米国や南欧諸国でも販売が順調だったという。米国では各州が太陽光発電を奨励するなど、市場を取り巻く環境は明るい。
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