双日24日は、ベルリンから南100キロのミックスドルフでメガソーラー大規模太陽光IPP(独立発電事業者)事業を開始したと発表した。総事業費は5700万ユーロ(約63億円)。年間発電能力は24メガワットで、ドイツでトップクラスのメガソーラー事業となる。双日が同国で太陽光発電事業を行うのはこれで2件目。
\今回設立したソーラーパークミックスドルフ(Solarpark Mixdorf)発電所は、約80ヘクタールの敷地に太陽光パネルを約10万枚敷き詰めた大規模なもの。2011年7月末に完工し、同月から稼働開始、現在も安定した電力供給を行っている。発電した電力はドイツの電力会社EON-Edis A.G.に20年間供給する。発電所の設計、調達、建設・試運転は提携先の独Wirsol Solar AGが行った。
\ドイツは発電に占める再生可能エネルギーの割合を2030年までに50%へと引き上げる目標を掲げており、今後も継続的な市場成長が見込まれる。
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