太陽電池大手のSolarworld(ボン)が14日発表した2011年7-9月期(第3四半期)決算の最終損益は900万ユーロの赤字となり、前年同期の黒字(1,990万ユーロ)から大幅に悪化した。同社が4半期赤字を計上するのは2004年の上場後初めて。太陽電池の価格が急落していることが響いた。
\売上高は30%減の2億3,780万ユーロ、営業利益は59%減の2,060万ユーロへとそれぞれ大幅に後退した。業績悪化を受け、同社は2011年通期売上高で前期水準(13億ユーロ)を確保するとした従来予測を撤回した。
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