韓国の家電大手サムスン電子は同社製タブレット端末「ギャラクシータブ 10.1」の仕様を変更した製品を11月第4週にも独市場に投入する。ギャラクシータブ 10.1は米アップルの「iPad」の意匠権を侵害しているとして現在、ドイツでの販売が禁止されている。サムスンの広報担当者が韓通信大手・聯合ニュースに明らかにした。
\ギャラクシータブ 10.1の新仕様版は「ギャラクシータブ 10.1N」の製品名で販売される。端末のパネル枠(ベゼル)とスピーカーに変更が加えられている。
\ギャラクシータブ 10.1はiPodとデザインが酷似しており、デュッセルドルフ地方裁判所は9月、同端末の独国内での販売を差し止める判決を下した。サムスンはデュッセルドルフ高等裁判所に控訴しており、年内にも審理が行われる見通しだ。
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