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2011/11/30

企業情報

Deutsche Bank AG―資産管理事業を全面見直しへ―

この記事の要約

独最大手銀行のDeutsche Bank(フランクフルト)は22日、資産管理事業を全面的に見直す方針を明らかにした。同事業は以前から収益力が弱いうえ、市場悪化の直撃も受けており、同社は部分売却も視野に入れている。富裕層向 […]

独最大手銀行のDeutsche Bank(フランクフルト)は22日、資産管理事業を全面的に見直す方針を明らかにした。同事業は以前から収益力が弱いうえ、市場悪化の直撃も受けており、同社は部分売却も視野に入れている。富裕層向け事業とファンド子会社DWSの独・欧州、アジア事業は放出しない。

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メディア報道によると、売却候補となるのはDWSのアメリカ事業と年金ファンドなどの大口顧客を対象とするDB Advisors、不動産投資のRreefおよび保険会社向け運用サービスのDeutsche Insurance Asset Management。これらの事業はすべて収益力が弱く、資産管理事業の足を強く引っ張っている。

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資産管理事業の運用規模は5,160億ユーロで、DWSはそのうちの1,570億ユーロを占める。見直し対象となる事業の運用規模は約4,000億ユーロ。内訳はDB Advisorsが1,620億ユーロ、Rreefが460億ユーロ、DB Advisorsが1,500億ユーロ、DWSのアメリカ事業が約400億ユーロとなっている。

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