ドイツ連邦統計局は9日、IATA(国際航空運送協会)のデータなどを利用して作成したドイツ発航空貨物の運賃指数(2006年=100)が2011年第3四半期に前期比-0.9%となり、9四半ぶりに下落したと発表した。日本向けが7.2%減と大きく下落、全体を強く押し下げた。カナダ向けと米国向けもそれぞれ3.5%、1.6%の幅で低下している。そのほかの国・地域向けはほぼ横ばいを保った。
\同指数は前年同月比では+23.0%と大幅に上昇した。上げ幅が最も大きかったのはアラブ首長国連邦向けで38.4%を記録。中国向け(同32.6%)がこれに続いた。上昇率が最も小さかったのはブラジル向けで8.5%。欧州域内向けも15.1%にとどまった。
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