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2012/2/29

経済産業情報

サミット開催のホテルが倒産

この記事の要約

バルト海のリゾート地ハイリゲンダムにある名門ホテルGrand Hotel Heiligendammが会社更生手続きの適用を裁判所に申請していたことが28日、明らかになった。同ホテルは2007年5月の主要国首脳会談(サミッ […]

バルト海のリゾート地ハイリゲンダムにある名門ホテルGrand Hotel Heiligendammが会社更生手続きの適用を裁判所に申請していたことが28日、明らかになった。同ホテルは2007年5月の主要国首脳会談(サミット)の舞台となったことで有名。利払い費をねん出できず、経営破たんした。債務超過には陥っておらず、営業は続いている。

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同ホテルは不動産大手のFundus-Gruppeが旧東ドイツの国営企業の民営化を担当する信託庁から1996年に取得し、クローズドエンド型不動産ファンドの資産として運用してきた。設備の刷新に2億ユーロ以上を投資、2009年初頭までは運営をケンピンスキーグループに委託していた。

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昨年12月にファンド出資者から新たに3,250万ユーロの資金を調達しようとして失敗。資金繰りが厳しくなっていた。

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