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2012/4/4

企業情報

Wintershall Holding GmbH―アルゼンチンで探査権取得―

この記事の要約

BASFのエネルギー子会社Wintershall(カッセル)は3月28日、アルゼンチンで地下資源の探索権を獲得したと発表した。現地法人Wintershall Energia S.A.がメンドーサ州南部の鉱区CN-V(Cu […]

BASFのエネルギー子会社Wintershall(カッセル)は3月28日、アルゼンチンで地下資源の探索権を獲得したと発表した。現地法人Wintershall Energia S.A.がメンドーサ州南部の鉱区CN-V(Cuenca Neuquina V)の探索権を取得した。

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同鉱区は面積が956キロ平方メートルで、同社は2004年から事前調査を行ってきた。在来型ガス・油田のほか、非在来型のガス・油田(シェールガス・オイル)でも将来性が期待できるという。今回の探索権取得により、同社はスタデイと入札手続きを実施・管理するオペレーターとしての地位を確保した。

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Wintershallはアルゼンチンに1978年に進出、天然ガスを中心に資源開発を行っている。現在は計15の鉱区に出資、年2,700万石油換算バレル(BOE)を採掘している。天然ガスでは同国4位の事業者だ。

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