通販大手の独Otto(ハンブルク)は20日、組織再編方針を明らかにした。オンライン通販市場で競争が激化していることに対応。これまで個別に運営してきたOtto、Schwab、Baurの3ブランドを一括運営に切り替えて事業コストを削減する。人員削減の可能性を排除していない。
\ドイツのオンライン通販市場ではZalando(靴販売)などの専門事業者が価格攻勢をかけているほか、Media-Saturnグループ(家電販売)などの店舗型小売事業者が通販分野に手を広げマルチチャンネル型の事業を展開するなど競争が激化。その影響でOttoの古典的な通販事業は業績が低迷している。
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