太陽電池製造装置メーカーのRena(ギューテンバッハ)は4月26日、水質浄化装置メーカーのStulz H+Eを買収すると発表した。太陽電池産業に強く依存する事業構造を是正するほか、財務力を強化することが狙い。取引はすでに独連邦カルテル庁の承認を得ており、買収手続きは下半期にも終了する見通しだ。
\RenaはStulz H+Eの資本94%を取得、Stulz H+Eのオーナー一族もRenaの資本15%を手に入れる。取引の詳細は公表しないことで合意した。
\Stulz H+Eは西南ドイツのグラーフェンハウゼンに本社を置く中堅企業で、水質浄化装置と廃水処理システム、廃棄物エネルギー化装置を手がける。年商は約2億5,000万ユーロ。Renaは同社の買収により、売上高を6億5,000万ユーロへと拡大する。雇用規模は2,300人となる。
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