北海沿岸のヴィルヘルムスハーフェンに建設中の新コンテナ港「ヤーデ・ヴェーザー港(JadeWeser Port:JWP)」は従来予定通り8月5日に開港する。ニーダーザクセン、ブレーメン両州が出資するプロジェクト会社Jade-Weser-Port-Realisierungsgesellschaftが4月26日の監査役会で決定した。同港の開港は港湾岸壁に使用されている鋼矢板(シートパイル)の不具合を受けて延期される恐れがあった。
\26日の監査役会ではシートパイプの噛み合わせ箇所にできたすき間をコンクリートで埋めることも決定した。JWPの運営会社Eurogateはシートパイルの前に鋼鉄製の翼壁(ウィング)を設置する補修方式を求めていた。
\補修作業は6月30日までに終了させる方針。費用は保険会社に支払わせる意向だ。
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