経営難の独ソーラー企業Conergy(ハンブルク)が中国企業から出資を受ける方向で交渉しているもようだ。『ファイナンシャル・タイムズ(ドイツ版、FTD)』紙が関係者の情報として報じたもので、取引は夏までに成立する見通しという。
\同社は数カ月前から投資家を模索している。FTD紙によると、6月の株主総会で第3者割当増資を決議し、中国企業が引き受けるという。同企業の出資比率は30%弱になるとしている。Conergyは増資で得た資金を現在取り組むソーラープロジェクトに投じるもよう。
\交渉先の中国企業名は明らかにされていない。関係者は同紙に対し、複合企業に属するソーラー関連メーカーだと語った。中国政府の出資は受けていないものの、経営者数人は政府と近い関係にあるいう。
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