フランスのオランド新大統領とドイツのメルケル首相の初会談が15日、ベルリンで行われた。オランド大統領が就任直後に訪独したことをドイツ政府は高く評価。メルケル首相はユーロ危機の打開策をめぐり両首脳の立場が異なっていることを踏まえたうえで、6月末に開催される欧州連合(EU)首脳会談に向けて両国が経済成長政策を共同提案する考えを表明した。
\政権樹立に失敗して再選挙が決まったギリシャについては、ユーロ圏に残留することを望むとするとともに、ギリシャ人の選択を尊重しなければならないとも述べ、選挙の結果次第では同国がユーロ圏から離脱する可能性があるとの認識を示唆した。
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