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2012/6/13

総合 - ドイツ経済ニュース

欧州中銀が金利据え置き、追加利下げに含み

この記事の要約

欧州中央銀行(ECB)は6日に開いた定例政策理事会で、ユーロ圏17カ国に適用される最重要政策金利を過去最低水準である現行の年1%に据え置くことを決めた。金利据え置きは6カ月連続。市場ではユーロ圏の信用不安再燃を受けて、E […]

欧州中央銀行(ECB)は6日に開いた定例政策理事会で、ユーロ圏17カ国に適用される最重要政策金利を過去最低水準である現行の年1%に据え置くことを決めた。金利据え置きは6カ月連続。市場ではユーロ圏の信用不安再燃を受けて、ECBが利下げに踏み切るとの見方が出ていたが、今回の実施は見送られた。ただ、ドラギ総裁は来月以降の利下げに含みを残した。

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ECBは昨年11月と12月に各0.25ポイントの利下げを実施し、政策金利は過去最低水準となっているが、その後は長期資金を大量供給したこともあり、様子見を続けている。市場では、ユーロ圏でギリシャの財政再建が不透明になり、スペインの銀行の苦境が深刻化している中、インフレ率が低下傾向にあることから、ECBによる追加金融緩和への期待が高まっていた。

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