Detusche Telekom傘下の不動産ポータル大手Scout24(ミュンヘン)は7日、シンガポールの同業PropertyGuruに出資したと発表した。事業の国際化を推し進めるとともに、Detusche Telekomのインターネット事業強化戦略をサポートする狙い。出資比率は明らかにしていない。『ファイナンシャル・タイムズ(ドイツ版)』紙によると、25%以上、50%未満のもようだ。
\PropertyGuruは本国シンガポールとマレーシア、タイ、インドネシアの業界最大手で、ビジター数は月820万人を超える。主に富裕な中間層が利用している。2006年の設立で、従業員数は240人。
\Scout24はドイツ市場で培ったノウハウをPropertyGuruに提供、将来性の高いアジア市場を共同で開拓していく。
\Detusche Telekomの系列企業でこれまでアジアに進出したのはIT子会社T-Systemsだけで、進出先もシンガポール、マレーシア、中国に限られていた。
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