Deutsche Postの物流大手DHL(ボン)は12日、上海浦東国際空港に開設した国際ハブ拠点の開所式を行った。急速に拡大する東アジア需要を取り込む狙い。
\同拠点は敷地面積が8万平方メートルで、書簡処理能力は1時間当たり2万枚、小包処理能力は同2万個に上る。従業員数は600人。DHLは開設に向けて1億7,500万ユーロを投じた。今後2年間に1億3,200万ユーロを追加投資して航空機8機を調達し、上海~アジア各地、欧州、米国路線に投入する。
\Deutsche Postのアッペル社長は『フランクフルター・アルゲマイネ』紙に対し、DHLの売り上げに占めるアジア太平洋地域の割合を2017年までに現在の20%から30%に引き上げる考えを明らかにした。
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