パナソニックと暖房大手の独Viessmannが住宅用の燃料電池を共同開発した。経済紙『ハンデルスブラット』がパナソニック関係者などへの取材をもとに1日報じたもので、独市場に共同投入する。
\両社が開発したのは天然ガスを利用するタイプの燃料電池で、電力と温水を生産する。エネルギー効率はViessmannが昨年発売したスターリングエンジン搭載暖房の2倍に上るという。
\パナソニックは住宅用燃料電池を過去3年間に日本で1万8,000台販売した。欧州では各家庭にセントラルヒーティングやボイラーが設置されているため、日本よりも大きな需要を見込んでいる。ドイツに関しては補助金制度があることもプラス材料だ。
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