米General Motors(GM)の欧州子会社Opel(リュッセルスハイム)は独東部アイゼナハ工場に今年から1日2シフト体制を導入する。同工場で生産する小型車「Corsa」の需要が低迷していることに対応。夜間の生産を当面、見合わせる。
\アイゼナハ工場では10日から新コンパクトカー「Adam」の生産も始まるが、2シフト体制は継続する方針。従業員代表のハラルド・リースケ事業所委員によると、現在の稼働率は3分の2程度で、これを元に計算すると今年の出荷台数は12万~13万台にとどまる見通し。ただ、Adamの受注が好調なため、稼働率は今後、上昇する可能性があるという。同工場の生産能力は18万台に上る。
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