iPhoneのロック解除方式、独裁判所が欧州特許を否認

米アップルのスマートフォン「iPhone」に搭載されているロック解除機能には特許性がないとして競合モトローラとサムスンの独法人が欧州特許(1 964 022)の取り消しを求めてそれぞれ起こしている裁判で、独連邦特許裁判所は4日、原告2社の訴えを認める判決を下した(訴訟番号:2 Ni 59/11 EP、2 Ni 64/11 EP)。判決理由で裁判官は、画面に表示される「ロック解除」という文字を矢印マークに従って左から右にこすることでロックを解除するiPhoneの操作方式は便利な機能と言えるものの技術的な目新しさはないとの判断を示した。アップルは最高裁の連邦司法裁判所(BGH)に上告できる。

\

上部へスクロール