ワシントン連邦巡回区控訴裁判所は16日、独バイエルの避妊薬「Yaz」の米国特許をめぐる係争で、同薬の特許は失効しているとの判決を下した。下級審判決を破棄するもので、競合のActavisとサンドは中断していたい後発医薬品の販売を再開した。
\同薬の特許は2014年6月末まで有効とされてきたが、ワシントン連邦巡回区控訴裁はこれを否認した。Actavisとサンドのほか、インドのLupinも後発薬を米国で販売する考え。
\Yazは2012年の世界売上高が10億4,500万ユーロだった。欧州ではすでに特許が切れ、後発薬が販売されている。
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