ドイツ連邦統計局が4月26日発表した2013年3月の輸入物価指数は前年同月を2.3％下回り、3年4カ月ぶりの大きな下げ幅となった。同物価の下落は3カ月連続。エネルギー価格が9.5％低下し、全体を強く押し下げた格好だ。原油と石油製品を除いたコアベースでは低下率が0.9％にとどまった。
\原油と石油製品の価格はそれぞれ10.6％、10.0％下がった。石炭は下げ幅が14.1％に達した。
\鉱石と金属の価格も下落が続いており、鉄鉱石は5.4％低下。粗鉄・鉄鋼・鉄合金も5.6％下がった。粗ニッケルは11.0％低下した。
\輸入物価は前月比ではマイナス0.1％となり、3カ月ぶりに低下した。エネルギーが2.0％下落。非鉄金属鉱石と粗ニッケルもそれぞれ2.1％下がった。鉄鉱石は13.5％上昇した。
\輸出物価指数は前年同月比がプラマイ0％、前月比がプラス1％だった。
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