米General Motors(GM)の欧州子会社Opel(リュッセルスハイム)は6日、自前の自動車金融サービスを7年ぶりに再開すると発表した。金融サービスは新車販売で大きな武器となるため、同社はこれをテコに低迷する欧州販売を立て直す意向だ。
\GMは2006年、金融サービス子会社GMACの過半数株を投資会社Cerberusに売却。これに伴いOpelは同サービスを自ら提供することができなくなった。
\今後はGMの金融部門であるGM Financialの子会社Opel Financial Servicesを通してゼロ金利や頭金免除などのサービスを提供。既存顧客のつなぎとめや新規顧客の獲得に努める。まずはドイツ、英国、イタリア、ベルギー、オランダ、ルクセンブルク、スウェーデン、オーストリア、スイスの9カ国でサービスを提供する。
\