ミュンヘンの平均住宅価格(64万5,000ユーロ)は同地の平均年収の13.61倍に上り、年収倍率(住宅購入価額が年収の何倍に上るかを示す)がドイツで最も高いことが、不動産業界団体IVDの最新の調査で分かった。IVDは国内の主要10都市を対象に調査を実施。年収倍率が最も低いのは北部のブレーメンで3.70倍(平均価格:15万5,000ユーロ)にとどまった。
\年収倍率が2番目に高いのはシュツットガルトで10.69倍(同47万ユーロ)に達した。3位はフランクフルト(倍率:10.01倍、価格:41万ユーロ)、4位はデュッセルドルフ(倍率:8.76倍、価格:41万ユーロ)となっている。ブレーメンに次いで倍率が低いのはドレスデンで、5.68倍(価格:19万ユーロ)だった。
\ミュンヘンは平均所得が高いものの、年収倍率が高いため、住宅を購入する世帯の負担度は他の都市よりも大きい。
\