被雇用者の47%が有給休暇手当の支給を受けていることが、ドイツ労働組合連合会(DGW)系のハンス・ベックラー財団が23日発表した調査報告で分かった。同財団はオンライン調査を実施、およそ2万300人から回答を得た。
\それによると、休暇手当が支給される割合は賃金協定の拘束を受ける企業の従業員で59%に達したのに対し、それ以外では35%にとどまった。業種別の差も大きく、最も高い木材・プラスチック業界(独西部のヴェストファーレン・リッペ地区)で2,204ユーロに達したのに対し、最低の炭鉱業界(独西部ルール地区)は156ユーロに過ぎなかった。地域別でみると、総じて西部の方が東部よりも額が高い。
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