自動車大手のVolkswagen(VW)は独北部のエムデン工場の生産シフト数を1日当り4から3へと削減する。同工場で生産する中型車「Passat」の需要が低迷しているためで、8月初旬から年末まで減産体制を実施する見通しだ。北ドイツ放送が報じ、同社が追認した。
\エムデン工場ではPassatを1日当り1,000台強、生産している。減産期間中は生産台数をおよそ100台減らす。2月と3月、5月には同工場の生産ラインを数日間、ストップした。Passatは社用車として利用されることが多い。
\VWはエムデン工場で働く派遣社員550人に対し、ヴォルフスブルク本社工場で勤務することを提案する。ヴォルフスブルク工場では現在、増産体制が敷かれている。
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