家電市場調査会社gfuは10日、ドイツのテレビ販売台数が今年は910万台にとどまり、前年の960万台から5%減少するとの見通しを明らかにした。オリンピックやサッカー・ワールドカップ(W杯)などの大規模なスポーツイベントがないため、需要が低迷する。娯楽家電のけん引車となる製品としてはタブレットPC(予想販売台数500万台)、スマートフォン(同2,200万台)、電子ブックリーダー(100万台)を挙げた。
\白物家電ではビルトイン型キッチン家電などの販売がこれまでに引き続増える見通しだ。住宅の新改築需要が旺盛なため。このほか、エネルギー効率の高い大型家電、全自動コーヒーメーカー、健康家電、衣類ケア家電の売り上げ伸びるとしている。
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