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2013/7/17

経済産業情報

2人以下の世帯が75%に、3人以上の世帯は減少

この記事の要約

連邦統計は11日、同居者数2人以下の小世帯が全体の75%を占めることが2012年に実施した小規模国勢調査(マイクロセンサス)で分かったと発表した。ドイツ統一直後の1991年には64.4%にとどまっており、11年間で10. […]

連邦統計は11日、同居者数2人以下の小世帯が全体の75%を占めることが2012年に実施した小規模国勢調査(マイクロセンサス)で分かったと発表した。ドイツ統一直後の1991年には64.4%にとどまっており、11年間で10.6ポイント増加した計算だ。

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単身世帯の割合は91年の34%から41%に拡大。2人世帯も31%から35%に増加した。一方、3人世帯は17%から12%に減り、4人以上の世帯も18%から12%に低下した。

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単身または2人世帯の割合が多いのは都市州とザクセン州で、いずれも80%を超えた。最も少ないバーデン・ヴュルテンベルク州でも71%に達している。

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世帯員数は平均2.01人で、91年の2.27人から0.26人減少した。減少幅は特に東ドイツで大きく、2.31人から1.87人へと0.44人少なくなった。西ドイツは同0.21人(2.26人から2.05人)だった。

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