半導体大手の独Infineon(ミュンヘン)は30日の決算発表で、2013年9月通期の業績見通しを引き上げた。市場の回復を受けたもので、前期比で5~9%減少するとしていた売上高を同1.5%減へと上方修正。売上高営業利益率についても、5~9%から10%弱へと引き上げた。
\4-6月期(第3四半期)の営業利益は1億1,700万ユーロで、前の期の1~3月を72%上回った。すべての事業部門で利益が改善。売上高は11%増の10億2,200万ユーロとなり、売上高営業利益率は前期の7.4%から11.4%へと上昇した。最終利益は7,700万ユーロで、133%増加した。
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