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2013/7/31

経済産業情報

国外ネットショップでの購入者、1,400万人に

この記事の要約

国外のインターネットショップで商品を購入するドイツ人は今年およそ1,400万人に達する見通しだ。購入総額は76億ユーロで、1人当たり539ユーロに上る。ニールセンが行った調査をもとに9日付『フランクフルター・アルゲマイネ […]

国外のインターネットショップで商品を購入するドイツ人は今年およそ1,400万人に達する見通しだ。購入総額は76億ユーロで、1人当たり539ユーロに上る。ニールセンが行った調査をもとに9日付『フランクフルター・アルゲマイネ』紙が報じた。

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ニールセンは米インターネット決済大手ペイパルの委託を受けて調査を実施。昨年1年間に国外のネットショップを利用した米、英、中、豪、独の5カ国の消費者6,000人から回答を得、分析を行った。それによると、2018年には国外ネットショップを利用するドイツ人が約1,600万人に増え、購入総額も110億ユーロに拡大する見通し。

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国外のネットショップを利用する理由として最も多かった回答(ドイツ人)は「商品の幅広さ」で、78%に達した。これに「ドイツに比べ価格が低い」(同75%)が続く。国外ショップ利用の懸念材料としては63%が「詐欺と個人データの流出」を挙げた。

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ドイツ人が利用する国外ネットショップの所在地は米国が最多で、48%を占めた。2位は英国(46%)、3位はオーストリア(33%)となっている(グラフ参照)。

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