独電気電子工業会（ZVEI）が8日発表した独業界の2013年上半期の新規受注高は前年同期比を1.6％上回った。国内が1.2％減少したものの、ユーロ圏外が6.6％増加。ユーロ圏（ドイツを除く）も0.3％ながら拡大した。
\上半期の業界売上高は806億ユーロで、4.1％減少した。国内とユーロ圏がそれぞれ6.7％減の410億ユーロ、9.7％減の145億ユーロに縮小して足を強く引っ張った格好。ユーロ圏外は3.9％増の251億ユーロに拡大した。
\一方、独電機業界の7月の景況感は3カ月ぶりにやや落ち込んだものの、高水準を維持。事業の現状を「良い」とする企業は全体の27％を占め、「悪い」の21％を6ポイント上回った。今後6カ月の見通しについても「良い」（26％）が「悪い」（9％）を大きく上回っている。
\7月の工場稼働率は82.3％で、前月の81.3％から1ポイント上昇した。長年の平均である83をやや下回る水準。受注残は2.4カ月から2.6カ月に増加した。
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