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2013/8/21

経済産業情報

ハンブルク港の貨物取扱高、上期3.5%増に

この記事の要約

ハンブルク港運営会社が16日発表した2013年1-6月期の貨物取扱量は6,810万トンとなり、前年同期比で3.5%増加した。景気低迷を背景に欧州の海運貨物需要は低迷しているものの、同港はバルト海輸送の中継拠点として重要性 […]

ハンブルク港運営会社が16日発表した2013年1-6月期の貨物取扱量は6,810万トンとなり、前年同期比で3.5%増加した。景気低迷を背景に欧州の海運貨物需要は低迷しているものの、同港はバルト海輸送の中継拠点として重要性を増しており、プラスに働いた格好だ。

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20フィートコンテナ換算(TEU)でも取扱量が2.1%増の450万TEUに拡大。輸入が1.7%増の230万TEU、輸出が2.6%増の220万TEUと、ともに拡大した。

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同港を拠点とするバルト海向けフィーダー船(ハブ港と地方港湾の間で運行する小型船)の航路は今年上半期に新たに7本、開設された。その効果でハンブルク港とバルト海地域間の貨物取扱量は前年同期比8%増の110万TEUと大きく伸びた。

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