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2013/8/21

経済産業情報

ベルリン新空港、来年にも部分開港へ

この記事の要約

ベルリン・ブランデンブルク新空港(BER)の運営会社FBBは16日の監査役会で、来年に部分開港する計画への支持を決議した。同計画はFBBのメードーン社長が打ち出したもので、反対意見もあった。\ BERの開港は当初、201 […]

ベルリン・ブランデンブルク新空港(BER)の運営会社FBBは16日の監査役会で、来年に部分開港する計画への支持を決議した。同計画はFBBのメードーン社長が打ち出したもので、反対意見もあった。

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BERの開港は当初、2011年10月31日を予定していたが、工事の遅れや防災システムの欠陥を理由に何度も延期されてきた。本格開港のメドは依然として立っていない。

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メードーン社長はこうした事情を踏まえ、北ウィングで小規模に開港する案を作成した。離発着は1日当り最大10便で、旅客数は1,500人にとどまる。小規模開港によりテスト運営を行って問題点を洗い出し、本格開港につなげる意向だ。

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ベルリンの空の玄関は現在、テーゲル、シェーネフェルトの2空港が担っており、昨年の離発着件数は計24万回を超えた。BERが部分開港しても離発着回数はその1~2%程度にとどまる見通し。

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