ドイツ経済研究所(DIW)は19日、同国の国内総生産(GDP)成長率が今年は0.4%にとどまるものの、来年は1.7%に上昇するとの予測を発表した。個人消費が堅調を保つほか、企業投資と輸出も徐々に回復してくるとみている。
\個人消費は物価と雇用情勢の安定、賃金の上昇を背景に拡大傾向にあり、DIWによると、今年は1%、来年も1.4%増加する。輸出の増加には米国経済の好調とユーロ圏の景気後退脱出が寄与。ユーロ圏の重債務国は今年下半期にプラス成長へと転じる。
\ユーロ経済の回復を背景に、国内企業の投資活動は徐々に活発化。投資額は今年2%減少するものの、来年は8%以上増加する。
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