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2013/9/25

経済産業情報

工作機械見本市、来場者の20%が会場で発注

この記事の要約

欧州工作機械見本市EMOが16~21日の6日間、ハノーバーで開催された。今年は世界43カ国から2,100社以上が出展。世界100カ国以上の14万5,000人が来場した。\ 国外からの来場者は5万人で、全体の3分の1を占め […]

欧州工作機械見本市EMOが16~21日の6日間、ハノーバーで開催された。今年は世界43カ国から2,100社以上が出展。世界100カ国以上の14万5,000人が来場した。

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国外からの来場者は5万人で、全体の3分の1を占めた。特に欧州諸国からの訪問が増えており、主催者は債務危機の影響で低迷していた欧州製造業の設備投資が再び上向くとの見方を示した。

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中国はアジア諸国のなかで来場者数がダントツで多かった。これに日本、台湾、インドが続いた。

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主催者が来場者を対象に実施したアンケート調査では、全体の半数が設備投資の決定に関与する企業役員だった。また、見本市会場で発注したのは来場者の20%に上った。「見本市後に発注する計画」も20%で、外国人に限ると同比率が40%に上るという。

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次回のEMOは2015年10月5~10日、イタリアのミラノで開催される。

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