自動車大手General Motors(GM)の独子会社Opel(リュッセルスハイム)はエンジンと部品を生産するカイザースラオターン工場に1億3,000万ユーロ投資する計画だ。カールトーマス・ノイマン社長が9月25日明らかにした。
\Opelは今後新たに13種類のエンジンと計23のモデルを投入し、2016年までに黒字転換を果たす目標を掲げている。ノイマン社長はカイザースラオターン工場が同目標を達成するうえで重要な役割を演じることを明らかにした。
\同工場への投資は次世代「Astra」向けの車体部品とフロントシート骨格、次世代「Insignia」向けの車軸と車体部品、およびエンジンの分野で行う。
\一方、アイゼナハの完成車工場では減産を実施するもようだ。同工場で生産するコンパクトカー「Adam」の需要が低下しているためで、10月に計7日間、操業を停止する。従業員代表の情報として複数の地元紙が報じた。Adamは1月に生産を開始した新モデルで、7月末までの出荷台数は約4万1,000台。
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