食品を購入する際に品質と持続可能性を重視する消費者が増えている。独食品業界団体BVEと市場調査大手GfKが4日共同発表したアンケート調査結果によると、そうした消費者の数は過去6年間で18%増加した。
\このタイプの消費者の食費はそれ以外の消費者を16%上回っている。果物と基礎食品では同比率がそれぞれ59%、25%に達する。
\また、調査によると、食品や原料の原産国の労働環境や賃金が適正かどうかを重視する消費者は過去2年間で20%増加。バイオ製品重視の消費者も9.1%増えた。
\こうした傾向は食品小売市場にも反映されており、品質と持続可能性を重視するブランドは市場シェアが拡大するか横ばいを保っている。一方、これらの点を軽視するブランドは固定顧客層が減少しているという。
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