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2013/10/16

経済産業情報

ガスプロムが独2社に追加支払要求、ガス田めぐり

この記事の要約

ロシア国営天然ガス大手のガスプロムが西シベリアのユジノ・ルスコエ天然ガス田開発に参加する独エーオンとBASFに対し、出資額を追加するよう要求している。新たに調査を行ったところ、埋蔵量が従来見通しを上回るとの結果が出たため […]

ロシア国営天然ガス大手のガスプロムが西シベリアのユジノ・ルスコエ天然ガス田開発に参加する独エーオンとBASFに対し、出資額を追加するよう要求している。新たに調査を行ったところ、埋蔵量が従来見通しを上回るとの結果が出たため。ブルームバーグ通信によると、10億ユーロ以上の支払を要求しているようだ。

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ユジノ・ルスコエ天然ガス田にはガスプロムが50%プラス2株を出資。エーオンとBASFはそれぞれ25%マイナス1株を持っている。『ハンデルスブラット』紙によると、これまでは埋蔵量が6,100億立法メートルと推定されていたが、2012年末の再調査で7,900億立方メートルに上方修正された。

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ガスプロムと独2社の契約には推定埋蔵量の増減に応じて出資額を変更することが取り決められており、3社はこれに基づいて交渉を進めている。エーオンとBASFは交渉を行っている事実を認めた。ただ、ガスプロムが主張する推定埋蔵量(7億9,000万立法メートル)については疑問を呈しているようで、交渉成立には時間がかかる見通しだ。

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