電気自動車(EV)メーカーの米Teslaがドイツ市場に参入する。イーロン・マスク社長が日曜版『ヴェルト』紙に明らかにしたもので、2014年末までに25支店を開設し、15年以降は年1万台を販売する計画だ。
\販売促進に向けて急速充電ステーション網も構築する考えで、14年3月までに国内の半分の地域を網羅。同年末までに計40~50カ所に設置し、全土をカバーする体制を築く。充電ステーション用の電力はすべて太陽集光装置で賄い、TeslaのEVを購入した顧客には無料で電力を提供する。
\TeslaのEV「Model S」はノルウェーでの新車登録台数が9月に616台となり、Volkswagen(VW)のコンパクトカー「Golf」を抜いてトップに躍り出た。EVの税優遇と高速料金免除が追い風となった格好だ。
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