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2013/10/23

企業情報

Stada Arzneimittel AG―バイオ後続品の販売ライセンス取得―

この記事の要約

後発医薬品(ジェネリック)大手の独Stada(バート・フィルベル)は28日、カナダ企業Apotexから好中球減少症の治療に用いるバイオ後続品(バイオシミラー)「Grastofil」の販売ライセンスを取得すると発表した。来 […]

後発医薬品(ジェネリック)大手の独Stada(バート・フィルベル)は28日、カナダ企業Apotexから好中球減少症の治療に用いるバイオ後続品(バイオシミラー)「Grastofil」の販売ライセンスを取得すると発表した。来年初頭から欧州連合(EU)のほぼ全加盟国で販売を開始する。取引金額は公表しないことで合意した。

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Grastofilは特許薬「Filgrastim」のバイオ後続品。白血球が減少し免疫力が低下する好中球減少症の治療薬としてEU域内で販売が認められている。Stadaによると、Filgrastimとバイオ後続品の欧州市場規模は現在およそ10億ユーロに上る。

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バイオ後続品は後発医薬品と異なり分子量が大きく構造が複雑なため先行バイオ医薬品(特許薬)と同一の製品を製造することが難しく、開発リスクが高い。Stadaはこうした事情を踏まえ、バイオ後続薬事業を提携ないしライセンス獲得を通して展開している。

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