Bayerの農業科学子会社Bayer CropScience(モンハイム・アム・ライン)は5日、アルゼンチンのスタートアップ企業FN Semillas S.A.を買収すると発表した。大豆事業を強化するとともに、現地の大豆市場に参入する狙い。取引金額は公表しないことで合意した。
\FN Semillasは2010年の設立で、大豆の開発・生産・販売を手がける。アルゼンチンは米国、ブラジルと並ぶ大豆の主要産地であり、Bayer CropScienceは今後、自社とFN Semillasの製品を組み合わせて販売。あわせて農薬販売と各種のサービス提供も展開していく。
\Bayer CropScienceは過去3年間に南米事業の強化に向けてブラジルで数件の買収を行った。
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