欧州経済の中心地ドイツに特化した
最新の経済・産業ニュース・企業情報をお届け!

2013/12/11

経済産業情報

ビューティケア・家庭用ケア用品市場が今年も拡大

この記事の要約

ボディケア・洗剤製造連盟(IKW)は3日、ドイツのビューティケア用品と家庭用ケア用品市場が昨年に引き続き今年も拡大するとの見通しを発表した。ビューティケア用品で前年比0.6%増の128億9,600万ユーロ、洗剤で同0.2 […]

ボディケア・洗剤製造連盟(IKW)は3日、ドイツのビューティケア用品と家庭用ケア用品市場が昨年に引き続き今年も拡大するとの見通しを発表した。ビューティケア用品で前年比0.6%増の128億9,600万ユーロ、洗剤で同0.2%増の43億2.900万ユーロを見込む。

\

ビューティケア用品のなかで伸び率が最も大きいのは化粧品で3.4%増加、ヘアケア用品(1.2%増)とスキンケア用品(0.8%増)も平均(0.6%増)を上回る。減少率が特に大きかったのは脱毛剤(4.6%減)、フットケア(3.9%減)、石鹸・シンデット(3.3%減)。マウス・デンタルケア(0.4%増)や制汗剤(0.3%増)は小売店でのセールが増えて販売量が伸びたものの、平均価格が低下したため、売上成長率は小幅にとどまった。

\

家庭用ケア用品では柔軟剤が1.5%増加、カーメインテナンス用品も1.2%の伸びを記録した。掃除用洗剤と洗濯洗剤はそれぞれ1.5%増、0.6%増で、洗濯洗剤では販売量の伸びが増収につながった。

\

来年についてはビューティケア用品で0.2%、家庭用ケア用品で0.5%の伸びを見込んでいる。

\