エネルギー大手の独RWE(エッセン)は再生可能エネルギー事業向けの投資を減額する方向だ。コストを削減する必要があるためで、2014年、15年の投資額はこれまで目標としてきた各5億ユーロを下回る見通し。再可エネ子会社RWE Innogyのハンス・ビュンティング社長の発言としてロイター通信が15日報じた。
\RWEは300億ユーロ以上の債務を抱えている。電力卸値の下落が追い打ちをかけていることもあり、同社はすでにグループ全体の投資額を16年までに13年の45億ユーロから30億ユーロに圧縮する意向を表明している。
\RWE Innogyは投資資金の減少を受けて今後、洋上風力発電パークなどの建設・運営事業を保険会社や年金ファンド、都市エネルギー事業者などと共同で推進していく意向だ。
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